【津ボート・GⅠ周年記念】チルト2度の長田頼宗は3着守れず

■12R優勝戦VTR
ピット離れ仕様も選択肢に入れていた6号艇の長田は、結局はチルト2度で大外に決め打ちした。進入は展示も本番もゆったりした枠なりの3対3。
スリットは3コース土屋がトップタイミングの07。2コース茅原が次ぐ08だったが、イン菅も10とほぼ互角の踏み込み。悠々と持たせて、1Mを先に回った。次いでまくり差そうとした土屋はやや勢いを欠き、その内を5コース柳生が鋭くまくり差した。最内差しの長田も好スピードでBSへ抜けた。
菅はBSへ素早く立ち上がると、後続に4艇身のリードをつけた。柳生が2番手で続き、そこから1艇身差で外に土屋、内に長田が3番手接戦で2Mへ。
2Mは菅がトップで回ってVを確定づけた後は、長田が2番手ターンだったが、柳生が余裕を持ってさばいて2番手を確保。
2周目以降の焦点は3番手争い。長田が土屋に1艇身のリードを保ちながら3周目に入ったが、土屋は内を小回りしながらじりじりと接近し、3周1Mでついに長田を捉えて、3着をもぎ取った。長田は健闘も及ばず4着まで。