（初心者向けレース展開予想「やさしい競輪」）7R準決は九州VS関東の激戦【武雄競輪（ミッドナイト）GⅢ】
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先輩記者・野口「準決勝最初のレースだね。関東2車、九州3車に単騎が2人いる構成。本命は九州ラインの番手②井上にしたよ」
若手記者・造田「井上の初日特選は4角最後方でしたが、伸びて確定板には届きました。展開が向いていたら1着もありましたね」
野口「そうだね。マークする⑤阿部は初日7Rを逃げて勝っている。準決も逃げてくれたら、井上は〝番手絶好〟（4角を2番手で回れるという白星の絶好機）のチャンスを逃さずものにするはず。ただし阿部は、予選よりもメンバーが強化する準決で粘るのは厳しいとみて、ライン3番手の④渡邉が続いての②－④を本線に据えた」
造田「怖いのは①鈴木が先頭の関東ラインでしょうか？」
野口「若手の③篠田の後ろを回るのが一般的だと思うけど、今の鈴木は自力に強いこだわりを持っているからね。だからこその自力勝負じゃないかな」
造田「自力選手の手本となるようなレースをしてきそう。好機を逃さず仕掛けていくはずですね」
野口「①－③で決まる可能性も十分。また、ゴール前で混戦になって、スジ違い（異なるラインの選手同士によるワンツー）の目も押さえたい」
造田「単騎の⑥上田、⑦坂本はいかがですか」
野口「どちらも追い込み選手で自力はない。厳しいと思うよ」
