オートレース

【山陽オート(オーバーミッドナイト)一般】「エンジン壊す覚悟で」永島潤太郎が今年初、通算3度目V 

通算3回目の優勝を手にした永島潤太郎

 山陽オートのオーバーミッドナイトオートレースは、日付も変わった9日未明に最終8Rで優勝戦を行った。優勝は永島潤太郎(22)=山陽=が飾った。30線に3車並ぶ最アウトから0.02のトップタイミングでスタート先手を奪い、4番手発進。着実に1車ずつ丁寧にかわし、残り2周で逃げる杉本雅彦と1対1になる展開。最終コーナーで鋭くインから突き抜けて通算3Vを決めた。2着は杉本。3着には重富英雄が入った。3連単6-1-2は、1万8370円。

 優勝した永島潤太郎「優勝できてめっちゃうれしい。2日目の準決勝戦でエンジンはいいと思ったけど、手前から全体的な底上げを求めてリング交換をした。試走は3.32で手応えがあった。勝因はスタート。今回は、自分でヘッドの修正(バルブのすり直し)をやりました。ここ最近、調子が悪いのは自分が一番分かっていたので、手を動かすしかないと思っていた。エンジンを壊してもいいと覚悟を決めて作業に入った。乗りやすくなって上積みできました。優勝はたまたまだと思うけど、もう1回最重ハンデになった時にレベルアップしていないと通用しない。エンジンづくり、展開づくりが重要。今回の経験を今後のスキルアップにつなげたいです」
 

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