オートレース

【飯塚オート(オーバーミッドナイト)一般】仕事の虫・北原岳哲に女神がほほ笑むか

<記者コラム・内野久照 ウッチー出の小づち>
 北原岳哲が準決勝戦を1着でクリアした。連続開催前節の成績は3、6、5着。普通マフラーでの調整に失敗したが、今回、ミッドナイトの消音マフラーとなれば話は別だ。

 「スタートを行けば展開をつくれると信じて、集中して切ることができた」と話す通り、コンマ07の好タイミングからの速攻劇。「エンジンもヘッド周りで初日よりも良くなった」と調整もバッチリと合った。

 前々節のGⅡミッドナイトから上昇の兆しはあった。「ミッドナイト4日目にピストンを換えて動きが変化した。先の伸びが良くなった」。パーツ交換で調整のヒントをつかんだ。「最近はセッティングがころころ変わる。手を動かし続けないと結果が出ない」と試行錯誤を続けて、いい動きを引き出している。

 「優勝してしっかり締めくくりたい。雨は内を走れるエンジンをつくる」。2日目は一番時計だったが、最後まで手は止めない。仕事の虫に勝利の女神がほほえむか。▼8R(優勝戦)3―267―全。

ミッドナイト初Vが懸かる北原岳哲
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