【飯塚オート（オーバーミッドナイト）一般】木山優輝「いい思い出に」師匠の目の前でうれしい今年4V

　飯塚オートのチャリロト杯「オーバーミッドナイトオートレース」は最終日、日付が変わった14日の未明、最終8Rで優勝戦を行い、木山優輝（25）＝飯塚＝が好スタートからすぐさま3番手に上がり、的確に前の2車をさばいて先頭に立って完勝。今年4V（ミッドナイトは3V）を決め、通算優勝回数も6回に伸ばした。2着は1番人気だった石本圭耶が入り、3着は竹中修二が粘った。3連単5－2－1は5160円。

　木山優輝「勝因ですか…。タイヤがすごく良かったのもありますが、スタートで先行できて早めに3番手に上がれました。追い付こうとして少し外を走ったけど、コースを外すと前を走る（石本）圭耶に伸び負けしていた。体重が軽いから負けますよね。そこから同じコースを走って付いていってミス待ちになった。5周1コーナーでチャンスが来たので勝負した。少し張ったけど、そこに入れたことで優勝できた。雨でインが利く走路に変わった。僕は外を走れませんので、自分が走りたいインコースが利いてくれて良かった。ミッドは今年3回目の優勝。うれしいです。今回の優勝戦は師匠の田中茂選手と走れたので、いい思い出になりました。そこで優勝できて良かったです。ただ、昼間のレース、熱走路対策をしないとですね。中1日で前検ですが、エンジンの上積みを狙ってリング交換をします。次節も活躍できるように頑張ります」