【山陽オート・GⅡ小林啓二杯】鈴木圭一郎が大会2度目の制覇
山陽オートで5日間にわたって争われた、小林啓二杯GⅡ「第5回山陽王座チャレンジカップ」(優勝賞金200万円)は最終日の28日、最終12Rで優勝戦があり、無傷の4連勝で駒を進めていた8号車の鈴木圭一郎(29)=浜松=が3周目で先頭に立つ速攻劇で、第3回大会以来2度目の小林啓二杯を手にした。今年は9回目、通算では78回目の優勝。2着は序盤を引っ張った2号車の藤岡一樹、3着は着実に追い上げた6号車の早川清太郎。3連単は4450円の17番人気だった。
鈴木圭一郎「試走タイムが(3.31の一番時計と)意外に良くて、Sが切れればいいところはあるなと思っていた。(Sは4番手)今年一番切れたと思う。滑る走路だったので、タイヤに負担のかからないエンジンづくりを心がけて、実際に負担なく、いい感じに動いてくれた。(上がり3.397は)この(熱い)走路ではすごくいいタイムだと思う。今後もどのレースでも1着を目指して頑張りたい」