オートレース

【伊勢崎オート(ナイター)SGグランプリ】青山周平が大会3連覇/鈴木圭一郎との全勝対決制す

 伊勢崎オートのSG「第28回オートレースグランプリ」は最終日の15日、12Rで優勝戦を争い、青山周平(39)=伊勢崎・31期=が2番手から2周ホームで抜け出し、初日から6連勝の完全Vで、3年連続5回目の大会制覇を飾った。グランプリ3連覇は史上初。SG制覇は4月の飯塚オールスターに続く2大会連続で通算17回目。SG完全Vは4回目。優勝は今年8回目で通算104回目。2着は同じく無傷で駒を進めた鈴木圭一郎、3着には鈴木宏和が入った。鈴木圭の連勝は13でストップした。

仲間に祝福される青山周平

■ヒーロー
 地元グレードレースで青山の強さは別格。特に3連覇のこの大会は、2022年が6連勝、昨年が5勝で2着1回、今回が6連勝と、18戦17勝の驚異的な数字。鈴木圭とのSG優勝戦の対戦成績を15勝13敗とリードを広げた。鈴木圭とのSG全勝対決は3回目で、青山の2勝1敗。

 レースは5枠の鈴木宏が、スタート後に伸びて1角を先取り。1枠の青山が2番手に残し、1周4角で鈴木宏を差して、ホームで抜け出した。鈴木圭が4周3角で鈴木宏を差して2番手に浮上。そこから青山に迫り、9周1角で鈴木圭が突っ込んで逆転したが、直後の2角で流れて、青山が差し返した。

 「やった~!! 試走は今節の中では一番良かったです。5日目からはセッティングで良くなって、タイヤも最高に食い付きました。最高です」と周平スマイル。

 次節は23~27日に飯塚で行われるGⅠダイヤモンドレースに出場予定。再び、この優勝戦で対決した鈴木圭、木村武之、森本優佑らを相手に、2年ぶり4回目の大会Vを目指す。

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