オートレース

【山陽オート(オーバーミッドナイト)一般】「これで戦う」 腹を決めた赤堀翼が前節の雪辱へ

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 スライド参戦の前節(16~18日)を白星で締めた赤堀翼が笑顔を見せた。2番手でやや攻めあぐねたが、最終コーナーでグイーンと外を回って、しぶとく逃げ粘っていた畦坪孝雄をゴール直前にかわした。

 「2日目からそうだったんですが、やっぱり手前がないので、内から抜くのは無理だなと。伸びは良かった」

 インをガチガチに固めた畦坪を、車の長所を生かした攻めで攻略。「これ以上扱うと崩れそうなので、晴れならこれで」。今節も長所を生かしながら戦い抜く。

 雨でも特に扱わないという。「山陽の同期のアドバイスがありまして、これでいいとのこと。なのでこのまま。タイヤの準備もあります」と頼もしい。予選落ちした前節の雪辱をすぐに果たしてみせる。

 初日の出番は日付をまたいだ最終の▼8R。晴れは先に抜け出しての3-45-1456。雨は、山陽ミッドの雨の近走は2、2、2、3着の奮闘なので124-3=124。

仲間の祝福に笑顔で応える赤堀翼
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