オートレース

【飯塚(ナイター)SGオールスター】鈴木圭一郎 大会3連覇とSG3連続Vに「夢のよう」

大会3連覇とSG3連続Vを決めた鈴木圭一郎

 飯塚オートのオッズパークpresents SG「第42回オールスター・オートレース」は最終日の30日、最終12Rで優勝戦があり、鈴木圭一郎(28)=浜松=が終盤で先頭を奪って大会3連覇。SGは3連続Vで、通算では14度目のSGVを挙げた。2着には最終回で西原智昭を抜いた佐藤摩弥が入った。3着は青山周平。6日間の総売上額は19億8609万円余りで目標(20億円)をほぼ達成した。

■ヒーロー■

 最後はやはり鈴木圭一郎が決めた。これで大会3連覇。しかも昨年末のスーパースターからSG3連続Vを決めて「優勝戦が一番疲れなかった。今節はエンジンがひどかったから夢のよう。終わりよければ全てよし」と笑顔で答えた。
 勝因はずばり「エンジンですね」。今節は安定した着取りは見せたが、エンジンは決して満足がいくレベルには到達していなかった。それでも最後まで整備に没頭し、優勝戦では「何とか良くなった。余裕はありましたね」。道中も落ち着いたさばきを披露して、終盤で先頭を奪ってみせた。
 レース後は、エンジンの仕上がりは「ギリギリがいいですね」とにんまり。なぜなら「(整備に)疲れて、何も考えずレースに行ける。無我夢中になれるから」。SG4連続Vに挑む次のSG、8月の伊勢崎オートグランプリでも「無我夢中になりたい」。にっこり締めくくって、四たびの大活躍を約束した。(三島隆助)

 【戦い終わって】
 佐藤摩弥(2着)エンジンはすごく良かった。タイヤも最高だった。いつもSGは抜かれるばかりだったので、さばけて良かった。やり切りました。
 青山周平(3着)調整が足りなかった。追っていてキツかった。またやり直します。
 西原智昭(4着)エンジンが良くてSも行けて自分の持ち味を出すことができた。OKです。やることはやれた。
 金子大輔(5着)手前を求めていったら、伸びがなくなって、コーナーで滑っていた。でも、やるだけのことはやったと思う。
 荒尾 聡(6着)部品を換えてエンジンは今節で一番良くなっていた。ただ、良かったタイヤが全然掛からなかった。
 篠原 睦(7着)試走からドドド。エンジンもちょっと足りなかったのかな。まあ、自分がいいと思ったタイヤが駄目でした。
 角南一如(8着)Sを行けなかったのが敗因。エンジンもズレていたのかな。でも、久々にこの緊張感を味わって、まだまだやってやろうという気持ちが湧いてきました。
 

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena