【山陽オート・GⅡミッドナイトチャンピオンカップ】田中茂 「研究」の成果が出てSは上向き
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
準々決勝戦初っぱなの4Rは田中茂(48)=飯塚・26期=が制した。田中は4周回目に先頭に立つと、追走する角南一如に対し、立ち上がりを外さず、しかもまくらせない巧みな走りで先頭を守り切った。
SG4Vの実力者だけにさばきには一切の不安はないが、これまではSで後手に回ることが多かった。しかし、それも「研究をしてSが切れるようになった」と確実に進化。準々決もまさにその言葉通りのいい飛び出しだった。エンジンも今節の下周り整備で、前節の浜松と比べたら格段に良くなっているので、準決▼9Rは、黒川京介の相手に抜てきしたい。7―5―643。
▼7R 前田淳がトップSから粘り切る。2=457―4573。