オートレース

【山陽オート・GⅡミッドナイトチャンピオンカップ】山本将之 2度目のグレード戦優出に「今回は〝目指せ、掲示板〟なんです」と力強く宣言

【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
 山本将之(34)=山陽・33期=が1着しか勝ち上がれない準決勝戦B(6R)の狭き門をクリアして「はぁ~、良かったぁ」。エンジンはこれまでも決して悪い状態じゃなかったが、結果が伴わなかっただけに、安堵(あんど)感から思わず口をついて出た。

 こん身のSが勝利をたぐり寄せた。「(1枠の)角選手には最後の先で離されていた。先に行かれたら追いつけない。Sは張り込みました」。出は良くなかったが、伸び返して1角を先取り。それが一番大きかった。さらに前節の浜松特別GⅠ「プレミアムカップ」で予選落ちして使わなかった、とっておきのタイヤも投入。それも間違いなく威力を発揮した。

 これでグレード戦は2度目の優出で、最初は2023年の山陽GⅠ令和グランドチャンピオンカップ。その時は「雨で8番手Sから5着まで行けたけど、確定掲示板には載れなかった」。だから「今回は〝目指せ、掲示板〟なんです」。優勝戦は10mオープンの1枠。もう少し逃げペースを上げられたら黒川京介とも互角勝負ができるかも。▼9Rは7=1―635。

 ▼5Rは、機力アップの角翔太郎から狙う。3―627―627。

1着だけが優出の狭き門を突破した山本将之

 

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