【山陽オート・GⅠ令和グランドチャンピオンカップ】「70歳の新人です」穴見和正が練習から乗り方を意識
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
「70歳の新人です」。崩れてきた乗り方を修正中の地元の超ベテランレーサー穴見和正が、そう言うと、にっこり笑った。
近況は最高ハンディから20m前が主戦場になったが、「この歳で最高ハンは無理だとしても10m前には戻りたい」。その思いが強過ぎたためか、「最近は力が入って変な乗り方になっていた。それで、今はそうならないよう練習から意識して乗っている」と打ち明けた。
その成果が出てきたのかは分からないが、冷えてタイムは上がるという「前節のナイターとタイムが変わらないということは、上向いているということやろうと思う」と手応えはつかみつつある。
「やっぱりね、選手を続けている以上は、なあなあじゃいかん。昔はできていたことなんやから…。車券を買ってくれているお客さんのためにもね。まぁ70歳の新人を応援してくださいっ」。はいっ、その姿勢を学ばせていただくとともに、応援させていただきます。▼7R 晴雨ともに3着狙いで。晴れは468―4682―1。雨は46―468―1。
▼11R 長田恭徳は地元の雨はかなりこなす。2、3着狙いで8―4=623。