【山陽オート（オーバーミッドナイト）一般】山本将之 「もっと上に行きたい」課題克服に走りを改革中
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
「くそーっ」。いつもニコニコ顔の山本将之（34）＝山陽・33期＝から、思いもよらぬ言葉が飛び出した。それも一度だけではなく何度も、何度も…。
理由は、前節最終日の出番だった11Rで3着に終わったからではない。今、意識して取り組んでいることができなかった自分への腹立たしさから、ついつい口をついて出たのだ。
「自分は、自分で外に行くという癖がある。最終日も後ろをおさえつつ、前に出るように心掛けていたのにもかかわらず、自分で（グリップを）開けて後ろに割られた」。レース後は、つなぎも脱がずにしばらく同期との反省会が続いた。
現在は主戦場は最高ハンディ。定着もしつつあるとはいえ、そこでは思ったように走れていないのが現状。それゆえに「めっちゃ悔しい。もっと上に行きたいんです」。前節に感じた悔しい思いと、底なしの上昇志向があれば、近い将来に課題克服は可能なはずです。
▼7R 山本将之は一番後ろから追う展開。ここは後続をおさえる必要もなく、機力で白星発進へ。6－15－153。
▼3R 村田光希は腰周りを修正して乗りやすさアップ。ゼロ線S先手の山下知秀さえ早めにかわせればペースは上がる。2－641－641。
