【山陽オート(オーバーミッドナイト)一般】浜野翼がデビュー初V「ケガばかりしていたので家族を安心させることができて良かった」
山陽オートの山陽オーバーミッドナイトオートレース「当たるんですCUP」は日付が変わった24日の午前0時半過ぎ、最終8Rで優勝戦を行い、ゼロ線単騎の浜野翼(25)=飯塚・36期=が逃げ切り勝ち。デビュー約2年で悲願の初Vを決めた。浜野と同様に初Vが懸かっていた阿部仁志は、序盤で逃げる浜野の後ろにつけたものの、かわすことができずに2着。3着には牧瀬嘉葵が入り、飯塚勢が上位を独占した。
優勝した浜野翼「復帰して3節目ですが、こんなに早く優勝できるとは思っていませんでした。まさかですよ。でもホッとしましたね。これまでケガばかりしていたので、家族を安心させることができて良かったです。特に母は心配ばかりしていたので…。少しでも成長した姿も見せられたのも良かった。前節のナイター開催で父(浜野淳・山陽24期)と翔さん(山本翔・山陽34期)とかに手伝ってもらって整備してからエンジンは変わった。タイヤも良かったです。ただ今回、優勝ができたのはハンディのおかげ。これからは最高ハンディで戦う選手になりたいと思っていますが、それには、やはりスタート(を磨くこと)ですね」