【飯塚オート（オーバーミッド）一般】壷井亜羅汰 周囲の先輩選手の熱い指導に応えるため最終日こそ晴れで「1着が取りたい」
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
雨は3勝しているものの、晴れはまだ未勝利の飯塚38期の新人、壷井亜羅汰（つぼい・あらた 27歳）は3日目1Rの晴れで健闘むなしく3着。それでも、地元の晴れでは初の3連単絡み。しかも自己最高タイム（3.510）に迫る3.516を計時し、「練習から乗りやすかったですね」と笑顔で振り返った。
「着より突っ込みを意識して走った」ことがタイム上昇につながった。しかし、それよりも何よりも「腰周りが窮屈そう」と指摘され、周りのアドバイス通りに「サドルを換えたり、腰周りとかを変えた」ことが大きかった。「今まで自分が考えてきたことと全く違う。やっぱり先輩の言うことは正しい」。指導する師匠の田中正樹をはじめ、派閥の先輩レーサーの的確なアドバイスに感謝した。
3日目のレース後も多くの先輩から取り囲まれ、こちらが取材するのを遠慮しなければいけないほどの指導を受けた。「腰周りをやってもらいました。めっちゃ良くなりました。何か行けそうな気がします。練習が楽しみ」。周囲の熱い指導に応えるため、最終日こそ晴れ初勝利を挙げたい。さらなる乗りやすさアップが期待できる。▼2Rは1－56－全。
▼8R 飯塚36期の新鋭、浜野翼はもう少しタイムは欲しい。それでも序盤さえうまくしのいで車速に乗れたら粘り込みも。6＝1－全。
