【飯塚オート(オーバーミッドナイト)一般】村瀬月乃丞 優勝戦には乗れたとはいえ、タイヤの選択には「悩ましいなぁ」
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
準決勝戦6Rで2着。連勝はストップしたとはいえ、優勝戦進出はかなえた。それでも村瀬月乃丞(23)=飯塚・36期・B級=は「何とも悩ましいなぁ」とポツリ。優出したら準決のタイヤを彫って臨むつもりだったが、「跳ねていた」ため、そのプランは白紙に。想定外の事態に、ついつい口をついて出た。
「タイヤはないわけではないけど、あるわけでもない。どれも乗ってみないと分からない」。取材中、何度も首をかしげた。3日目の2回走り前半で使ったタイヤは「さすがにもう低い」と装着不可。最終的には番号が良さげな2本を候補に挙げたが、それも「跳ねなければ」と練習での確認が必要との条件付きだ。
練習次第では、またタイヤの選択に迷うことになるが、そこさえクリアなら、エンジンには手応えを得ているだけに、強力なS級レーサーにも先着は可能。1級車では初めての優勝に期待して、▼8R優勝戦は4-7=全で。
▼6R 桜木公和は調整の失敗で優出は逃したが、エンジンのベースは悪くなさそう。調整がうまく合えば抜け出せる。3-146-146。