【飯塚・一般】６月４日 最終日 １～１２Ｒ出走表、予想

　飯塚オートは３日、準決勝戦Ａ、Ｂをメインに２日目を行った。１Ｒから走路温度は50度近く。最終12Ｒでも46度までしか下がらず、滑りがひどい走路状態で争った。１着だけが優出できる準決Ｂは別府敬剛が勝利。同Ａは９Ｒから松尾隆広、佐藤貴也、根本将人が１着で突破。地元Ｓ級の有吉辰也、中村杏亮は２着で優出を決めた。最終日の12Ｒ優勝戦は有吉の追いが届くとみて本命に推す。

◆１Ｒ出走表

＜１Ｒ短評＞
本門から好Ｓから内々突いて早めに抜け出す。鈴木対抗も、井上の絡みも一考で。
【３連単】４＝７―３５　４＝３―７５

◆２Ｒ出走表

＜２Ｒ短評＞
２日目の気配が良かった丹村が最終日もスピードに乗った攻めで浮上。岩元狙い。
【３連単】６＝４―７２　６＝７―４２

◆３Ｒ出走表

＜３Ｒ短評＞
10線Ｓ先手の松尾が早めに先頭に立ち、青山の追撃を振り切る。阿部の絡み十分。
【３連単】３＝５―４７　３＝４―５７

◆４Ｒ出走表

＜４Ｒ短評＞
走路温度が高くなっても地力で勝る東小野の追いから。馬場、城戸の粘り込みも。
【３連単】７＝２―３６　７＝３―２６

◆５Ｒ出走表

＜５Ｒ短評＞
混戦も越智の追い込みから。上村を早めにまくれたら広瀬の単も十分。西村狙い。
【３連単】７＝２―３５　７＝３―２５

◆６Ｒ出走表

＜６Ｒ短評＞
２日目の動きが目立ったのは和田。ここも勝って連勝締めへ。仲口の追い込みも。
【３連単】５＝７―６２　５＝６―７２

◆７Ｒ出走表

＜７Ｒ短評＞
木山は滑る走路にまだ対応できていない印象。ならば、ここは水口の速攻を狙う。
【３連単】４＝７―６３　４＝６―７３

◆８Ｒ出走表

＜８Ｒ短評＞
高い走路温度下でも着実に追い込めるのは長田。ここは信頼。相手は田島か吉松。
【３連単】７＝５―６３　７＝６―５３

◆９Ｒ出走表

＜９Ｒ短評＞
辻はゼロ線５車並びの大外ながらＳで好位に付けられそう。森本の追い込み一考。
【３連単】５＝７―１３　５＝１―７３

◆１０Ｒ出走表

＜１０Ｒ短評＞
田中茂は中団位置から追う展開なら確実にさばいてこられるはず。竹中の逃げ注。
【３連単】４＝１―２７　４＝２―１７

◆１１Ｒ出走表

＜１１Ｒ短評＞
40線と角度があるだけにここは枠なりＳを想定。準決気配は悪くなかった浦田軸。
【３連単】５＝７―６４　５＝６―７４

 

◆１２Ｒ出走表

＜１２Ｒ検討＞

　有吉が追う。近況のエンジンは安定して高いレベルをキープ。今節も微調整程度で良好な状態を保っている。準決は、換えたタイヤが初日ほどグリップしなかったものの、初日のタイヤに戻せば走路温度がさらに上昇しても滑りは大丈夫なはず。持ち前のＳ力を発揮して20線勢では真っ先に１角を通過。着実に前団をさばいて今年３度目のＶへ。
　相手は佐藤。こちらも近況の気配は上々。準決は高い走路温度にもかかわらずＳ級で唯一、１着で優出を決めた。有吉をピタリと追走して逆転の機会を待つ。
　次いで中村。近況の充実度はいまさら説明不要。枠なりＳからレースを進められたら十分に出番はありそう。狙うなら競走車を乗り換えてグンと気配を上向かせてきた松尾か。

【３連単】６＝７―５２　６＝５―７２

　①根本将人　ピストンとリングを換えて初日よりも全然いい。手前が付いてくるようになった。最近の中では良かったと思う。フロントが低いので、あとはタイヤくらい。
　②松尾隆広　乗り換え正解。上出来でしょう。キャブ調整してエンジンは良かった。今節はハンドルも換えてＳも切りやすい。あとはタイヤだけ。エンジンはよほど変わらない限り、このまま。
　③川口裕司　試走からタイヤが跳ねた。直線とかはいいし、エンジンのベースはいいと思う。余裕はあった。フォーク周りを掃除してエンジンはキャブ調整くらい。Ｓをもう少し切らないと…。
　④別府敬剛　キャブの調整にこだわって扱っているけど、これだけ気温が上がったら合っていない。試走に行った時にタイヤに負担がかかっていた。キャブ調整。まぁ悪くはないと思う。
　⑤中村杏亮　試走の感じが良くて落ち着いて走れた。朝練が良かったのでセッティングはしていない。基本的にエンジンはこのまま。気温が上がるのなら、高めのタイヤで行きたい。
　⑥有吉辰也　タイヤは前回最終日ほどの食いつきはなかった。車はキャブを一カ所扱ったが、滑っていた割には良かったかも。セッティングはタイムとかみて初日の状態に戻すか考える。タイヤは初日の物に。
　⑦佐藤貴也　レースした感じはいい。気になるところもない。全体的にいい感じだった。調整はたぶんしないと思う。タイヤもたぶん準決の物で行くと思う。Ｓはまだタイミングが分からないので練習する。