【飯塚オート・GⅠ開設記念レース】栗原佳祐は前節Vにも「エンジン的には良くはないかな」 前検日はひたすら調整の繰り返し
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
〝優勝したからエンジンがいい〟。それはこちらの勝手な思い込みだった。前節の山陽ミッドナイト開催で優勝した栗原佳祐（27）＝浜松・36期・S級＝を取材すると、「エンジン的には良くはないかな。タイヤに助けられた感じ。展開も良かった」。エンジンは到底、満足できる状態ではなかったらしい。
そのためか前検日は調整を繰り返し、何度もエンジンをかけにロッカーの外に飛び出して行く姿が見られた。前検日はゆったりする選手もいる中での熱心さ。エンジンは今でも水準以上はあるとは思うが、きっと、さらに気配を引き上げているはず。初日▼2Rは「大丈夫」だと言うスタートで展開をつくり、早めに前団をパスする。8－4＝67の4点。
