オートレース

【飯塚オート・GⅡオーバルチャンピオンカップ】木山優輝がグレード戦初制覇「まさかでした」

優勝トロフィーを手にポーズを取る木山優輝(左)。右は勝利の女神KARENさん

 5日間にわたって争われた飯塚オートのGⅡ「オーバルチャンピオンカップ」は最終日の25日、12Rで優勝戦があり、最内枠の木山優輝(27)=飯塚・33期・A級=が優勝。グレード戦初制覇を達成した。なお、4車が落車する事故があり、先頭でゴールを通過した長田稚也は反妨失格。2着は黒川京介、3着は有吉辰也となった。

◆飯塚12R優勝戦 4100m
事故 選手名/車名 H 試走T 競走T ST
1   1 木山 優輝S・チャモスケ 10 3.31 3.365 0.08  
2   8 黒川 京介/イットウセイ 10 3.25 3.367 0.08  
3   6 有吉 辰也/キックアス 10 3.30 3.384 0.06  
反因 2 長田 稚也/ロシナンテ 10 3.26   0.11  
他落 3 平田 雅崇V/トラノスケ 10 3.29   0.10  
他落 4 鈴木 宏和/ナアーモ 10 3.28   0.10  
他落 5 荒尾  聡/デフジャムSK 10 3.32   0.09  
他落 7 金子 大輔/サンクチュアリ 10 3.27   0.08  
天候:晴 走路温度:10.0℃ 走路状況:良走路
3連単 733,970円(297番人気)          

■ヒーロー
 地元のニューヒーローは何度も「まさかでした」と繰り返した。強力メンバーがそろった一戦で逃げ粘り、2番手ゴール。それだけでも大健闘だったが、先頭でゴールした長田は失格。木山の手に初のGⅡタイトルが転がり込んだ。

 波乱があったとはいえ、決して〝棚ぼた〟のひと言で片付くレース内容ではない。準決と同様、最後もバチッとSを踏み込んで真っ先に1コーナーを先取。「Sにだけ集中しました。あのメンバーでSを行けたのが大きかった」。勝負度胸をフルに発揮してレースを引っ張った。

 思いがけない勝利に当初は戸惑いを見せていたが、「やっと取れましたね」と徐々に勝利の実感が湧いてきた様子。仲間たちも祝福ムード一色で出迎え、「おめでとう」「1着は1着よ」という温かい声掛けや、にぎやかな胴上げで木山の戦いぶりをたたえた。

 今後は飯塚を2節走った後、3月に川口のGⅠの出走を控えている。「出来過ぎていて怖いけど、今年はいい年になりそう。もう一個上のタイトルを目指して頑張る」。最高の流れを維持して、次はGⅠタイトル獲得へ照準を合わせる。(小野亮太郎)

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胴上げで祝福され、宙を3回舞った木山
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