【飯塚オート・GⅡオートレースメモリアル】 #松尾啓史 気配上昇に「流れが変わった」
「激変した」―。松尾啓史が圧勝した2日目8Rの「山陽ステージ予選」はまさにその通りの動きだった。
山陽エースでさばきには定評の実力者ながら、近況は信じられないくらいの平凡な着取り。初日メインのメモリアルドリームも「タイヤが悪かった」のが原因だったとはいえ、8着惨敗。
しかし、そこから施したタイヤ交換とキャブ調整が大正解。「流れが変わった」。エンジン、タイヤとも上積みに成功し、「ここをベースに」と言えるまでに気配を引き上げた。
「欲を言えば、あとは乗り心地」。レースで感じたゴツゴツ感さえ解消なら、さらに態勢は万全。3日目以降も本来の華麗な立ち回りが見られるはずだ。