【川口オート・スーパースター王座決定戦トライアル】 #黒川京介 強烈メンバーに「イチかバチか狙った」

あまりにも鮮烈なスタートだった。黒川京介は大外から一気に飛び出すと、あっという間に2番手との差を広げた。「強烈なメンバーだったので、いちかばちか、トップSを狙って切るしかないと思っていた」。その言葉通りコンマ02のタイミングで攻めた。そのまま8周回を逃げ切って、初戦の5着から見事に巻き返した。エンジンも快調で「師匠(中野憲人)にみてもらって乗り味が良くなった。無理に開けなくてもいい感じ。立ち上がりでちゃんと開けられるのがいい」と態勢は万全だ。内の7車すべてをのみこんでしまうS力。きょう12Rも7枠から鋭発を決め、この勢いで決定戦まで突っ走る。