【オートレース】浅倉樹良が史上最速の初V　デビュー22日目　負けなし10連勝で達成

　今年1月にデビューした37期の浅倉樹良（あさくら・じゅらん、24歳）＝伊勢崎＝が、15日の伊勢崎オート12R優勝戦で勝利し、オートレース史上最速となる、デビューから22日目での初優勝を飾った。また今回の勝利で、デビューから負けなしの10連勝も達成した。

　オートの新人はデビューして最初の2節は勝ち上がりの権利がなく、浅倉は権利が発生してからこれが1節目だった。

　これまでの最速優勝記録は、2011年9月2日に船橋オートで優勝した青山周平（39）＝伊勢崎・31期＝が持つ35日目（当時は船橋所属）。青山も権利発生の最初の節での優勝。セア導入の24期以降では、26期・竹中修二、26期・木村武之、28期・亀井政和も権利を得た最初の節で優勝している。

　【浅倉のコメント】
　「素直にうれしいです。苦手な試走は、朝練から師匠（竹本修）と周りの方々にアドバイスをもらい、自分の中では今までで一番良い試走でした。レース道中は、後ろの森村亮選手のエンジン音が聞こえて近い距離にいると思ったので、ミスをしないよう走りました。次節も優勝したいと思います」。

　これまでの「10連勝記録」達成者（1975年4月以降）はこちら。