オートレース

【山陽オート・GⅠ令和グランドチャンピオンカップ】 #金田悠伽 「アチアチ走路になれば…」

<記者コラム・三島隆助の思想タイム3・40>
 浜松の女子レーサー金田悠伽が準決勝戦一つ目の9Rでまんまと逃げ切った。実はこれがGⅠ初優出。「うれしいとしか(言葉は)出てこない。あまり期待していなかったので、まさか乗れるとは…。佐藤(裕二)さんがおさえてくれていたのが大きかったですね」。確かに展開の利もあったかもしれない。しかし、ハンディが重化した中での1着だけに、エンジン面の後押しもデカかった。

 初挑戦の大舞台に向けては、彼女の言葉を借りて言えば、「エンジンはどっかにいかしたくない」と、あまり手は入れたくなさそう。それでも12Rの時間帯だと、「3日目に(エンジンを)かけたら違う。合わなさそう」と不安ものぞかせる。「リングを換えるか悩む」ところだが、最終日は4日目よりもさらに気温が上がる予報。希望する「アチアチ走路(熱走路)」になれば、エンジンを扱う必要はないはず。

 ▼12R 金田が豊かなスピードを持つのは準決で証明済み。走路温度さえ高いままなら粘り込みチャンス。7=8―1。
 ▼8R 牧野貴博が好調。高い走路温度も味方に連勝締めを目指す。2―8=4573。

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