ボートレース

【宮島ボート・GⅡレディースオールスター】岩崎芳美の〝すべらない〟走り

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
 優出者の共同記者会見場に最初に登場したのは岩崎芳美。「むっちゃうれしい」と笑顔で会場入りすると、優勝者インタビューかと間違えるほどの拍手が湧き起こった。会見でも終始笑顔でほんわかムードが漂っていた。

 そんなムードメーカーだが、当大会は第4回を地元鳴門で制覇したタイトルホルダー。「もう一回優勝したい気持ちはあるし、チャンスはあると思う」と再びの栄冠を虎視眈々(たんたん)と狙っている。

 オープニングセレモニーでは自ら〝社長〟を務める〝岩崎工務店〟のスベリ芸で会場を大いに沸かせた。「今節は乗り心地がきている。自分らしいしっかりしたレースができていいと思う」。優勝戦は〝すべらない〟走りでレースを盛り上げる。

 ▼12R カド實森は守屋に次ぐ舟足。機力に任せて強気に攻めれば大外の岩崎にもチャンスはある。1=6―全。

 ▼2R 土屋は準優で無念のFに散ったがチルト3度は「しっかり伸びていた」と手応えはあった。「(最終日は)6コースなのでそのまま行く」とのことなら、S慎重でも一発は十分ある。6―123―1234。

優出を果たし笑顔でピットに引き揚げる岩崎芳美(中央)

 

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