ボートレース

【多摩川ボート・SGオールスター】大きな挑戦の始まり

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 渡邉優美が4日目1Rでイン逃げに成功し、待望のSG初1着。「良かったです」と笑顔を見せて、続けて「遅いですけど」と付け足した。これがSG3戦目。確かに、もっと早く白星を挙げていてもよかったかもしれない。それでも、そこからさらにもう一言付け足した。「いつ(何節目で)挙げるかは関係ないですから」

 そう、大事なのはSGで早く1着を挙げることではなく、いかにSGで優勝するか。今はその一過程に過ぎない。「残り2日間もこれからのために走るだけです」。渡邉の挑戦は始まったばかりだ。

 ▼4R 丸野一樹が事故後で影響が心配なだけに、渡邉は大外でも3着のチャンスは十分ありそう。1-425-6。

 ▼11R 末永和也はSG初優出を目指す戦い。3月にSG初準優。ここで初優出とすぐに一歩前進でも驚かない素質の持ち主。1-4-全。

水神祭で水面に投げ込まれる渡邉優美(脚を抱えられた右から2人目)。その左で先に飛んでいるのは西山貴浩

 

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