【児島ボート・GⅠ周年記念】上野真之介 まな弟子に刺激
臨戦態勢に入った。上野真之介(34)=佐賀=は「最近はだらけていた部分もあったから、本気で喜べるように頑張る」とボルテージが高まるばかり。
というのはデビュー4年目を迎えたまな弟子の末永和也が若松で先に開かれた、ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントで13回目の優出にして初優勝を飾ったばかりだからだ。「悔しがる姿も見てきた。だからこそ、家族みんなでワーッと喜んだ。うれし過ぎた」。手塩にかけて育ててきた“自慢の弟”の成長を誰よりも喜び、カンフル剤にする。
タッグを組むのは前操者の西島義則が「整備をする必要はない」と信頼を置いた14号機。「足合わせの一発目は良かったが、出足の良さは感じない」と一長一短はあるものの、上野の手腕をもってすれば上昇の見込みは十分にある。
末永に定松勇樹、常住蓮とダイヤの原石がきらめく佐賀支部の中軸を担う主力の一人が一層の輝きを放つ。