ボートレース

【ボートレース】故今坂勝広さんの思いを継ぐ 聡佑訓練生が養成所入所

 亡き父の思いを胸に厳しい訓練に立ち向かう。2016年に胃がんのため40歳という若さで亡くなった今坂勝広さんの息子・聡佑訓練生が5日、ボートレーサー養成所の入所式に出席した。中学1年のころに勝広さんを亡くしてから、その思いを継ぐためにボートレーサーを志し、4回目の試験で合格した。「約5年間の闘病生活では弱音を吐かなかった立派な父親でした。父を超えるボートレーサーになって恩返しがしたいです。ガッツのあるレースをしたい。父の取れなかったダービーで優勝するのが目標です」と父が成し得なかったSGタイトル奪取に夢をはせた。
 また、香月大介の息子・大輝訓練生は「父と同じ舞台に立って、ゆくゆくはSGで優勝して最強のレーサーになりたいです」と力強く語ると、齊藤仁の息子・廉訓練生は「父がグランプリ(13年)に出場し、そのレースを見て心に響きました。自分もグランプリに出場して優勝できるようなレーサーになりたいです」と希望に満ちた表情で話した。

ボートレーサー養成所に入所した(左から)香月大輝、萩原丈太朗、斉藤廉、今坂聡佑の各訓練生

 

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