ボートレース

【びわこボート・イースタンヤング】藤田俊祐 Vで遅れた分を取り返す

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
 フレッシュな顔が優出一番乗りを決めた。今節最も若い期である129期の藤田俊祐は、準優10Rを差して勝利。1Mでは内枠勢が競り合いになるも「展開を見て冷静に行けました」と3コースから慌てず騒がず、堂々としたレース運びを披露した。

 昨年は初優出から一気に3度の優出を決めるなど飛躍の年にもなった一方で、けがのため約4カ月の戦線離脱と悔しい思いをした。他の同期が着実に結果を出していることもあり、「みんなすごい。休んでいる間にとんでもない差をつけられてしまった」と先を越されたことに焦りがあった。「ここで優勝したらみんなより、ちょっと上になりますかね」。名のある大会で実績を残し、活躍する仲間と再び肩を並べてみせる。

 ▼12R 藤田は回り足には自信と2コース向きの足。Sで少しでも威圧できれば差しも届く。2―134―1345。
 ▼11R 上田健太は準優1枠で無念の敗退も機力上位には変わりない。行き足から伸びは抜群でまくって一発は十分。4―156―1356。

準優は冷静に差して優出一番乗りを決めた藤田俊祐

 

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