【宮島・G1周年記念】一流には一流の恩返しがある
※開催3日目は3R以降が中止になりました。
<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
2日目8R、中島孝平が6コースまくりの大技を披露した。前付けもあって内の進入はもつれ、単騎ガマシという隊形も味方したが、前半は6着に敗れた機力も多少の改善はあったか。その中島を取材していると、つかつかと近寄ってきたのは池田浩二で、「勝ったのは誰のおかげだって?」と聞き耳を立てる仕草。すると中島は「ハイ。池田さんです」。アドバイスをもらって調整したのだそう。「競ったらどうかはまだ分からない」(中島)とまだ確信は持てない状態だが、助言後にすぐ結果に表れると、助言をした方も助言したかいがあるというもの。一流なりの恩返しは常人にはまねできない。
▼7R 今度は池田が頑張る番か。イン大上の機力はまだ多少の不安は拭えないので、下すチャンスはある。3-245-245。
▼10R 内枠両者がパッとしない。初日の吉田の行き足なら先制も狙える。3-456-456。
