【福岡ボート（サマータイム）一般】ポイントは太田和美の右隣

＜記者コラム・森大輔の勝ち組の法則＞


 

　ファン選抜組の中から吉田拡郎が唯一漏れたとはいえ、代わりに入ったのがSGウイナーの仲口博崇。全員SG出場歴があるSGレーサーであり、かなり豪華なメンバー構成になっています。こうなると勝負を決する要素は、機力や旋回力だけではありません。そこで今回の優出メンバーの通算V率を見てみましょう。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。

　当然ながら勝負弱いに分類される一桁台は見当たりません。白水勝也が唯一10％台でやや見劣りしますが、残りは全員20％台。中でも、仲口は29.1％と30％台に迫る勢いで、かなり勝負強いタイプに分類されます。

　今度はイン以外でのVの割合を示した、イン以外のV率を見てみましょう。トップは49.1％の島川光男ですが、今回注目したいのはコース別のV数。池永2コース7回も気になりますが、着目したいのは4コースのV数。白水と仲口はいずれも4コースのV数が多いので、伸びが良くて機関車役になりそうな太田和美の右隣をどちらが取れるかがポイントになりそうです。