【からつボート(モーニング)一般】占部一真 自らの〝次〟を見据えて
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一転して崖っぷちに。占部一真(32)=福岡=は初日の1回走りを2着と好発進を決めたが、2日目の2走は6、5着とまさかの大敗。一夜にして予選落ちの危機にひんしている。
ただ、今回は準優進出戦制。通常の準優制ならかなり厳しいかじ取りを強いられたが、予選突破の門戸が広い進出戦制なら、まだ一発逆転の可能性は十分に残されている。
しかも、タッグを組む19号機はAランクの良機。まだ諦めるつもりは毛頭ない。「足はすごく出ている森口君に少し分が悪い程度。悪い足はしていない」。誰もが一目置くレベルの森口と遜色がないのであれば上々。反転攻勢の準備は整っている。
昨年は4期通算勝率に抵触して引退寸前まで追い込まれていたが、ギリギリのところで回避。一度地獄を見ただけに、今度は夢を追うつもりでいる。「どうせならA級を目指せるようにしないといけませんね。そのためにも頑張ります」。A級を考えるには、どのシリーズでも予選を突破することが肝要。自らの〝次〟を見据えるためにも、このままでは終われない。