ボートレース

【尼崎ボート・SGグラチャン】馬場貴也が薄氷の勝利に苦笑い

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 2日目まで、一日に連勝を挙げた人は一人もいなかった。3日目になってやっと一人出現。馬場貴也が4、10Rの3、1枠でまくり差しと逃げを決め、今節初の連勝者になった。

 ただ、表情は浮かなかった。後半は先頭を走りながらも、2番手の峰竜太に肉薄される薄氷の勝利だったからだ。「1周2Mまではいいんですが、それ以降はアレレ? おかしいぞという感じで…。天気予報を踏まえても、4日目以降はこの調整では駄目ですね」

 しかもSはコンマ01とあわやF。「S展示(02)と同じ見え方だったので、(きわどさ回避のために)落としたかったが、全速で通過しないとやられそうだったので…」。そう振り返ると「いろいろとキツいレースでした」と苦笑い。

 ただこの奮闘で、4日目に望みをつなげたのは紛れもない事実。そして最後に残ったのは大得意の5枠。この勢いで予選突破も果たす。

 ▼1R 馬場貴也が高速のまくり差しで台頭。5=123-123。

 ▼8R 磯部誠は3日目を終えて22位とボーダー以下だが、前回覇者の意地がある。ここで2着なら6.17。3枠なら無理な注文ではない。3=12-124。

連勝でも手放しで喜ぶわけにはいかない馬場貴也
  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena