【芦屋ボート（モーニング）一般】神里琴音　大敗するも評価のできるレース内容

＜記者コラム・河野強の強行採穴＞

　5Rの女子戦で、5号艇の神里琴音が見せ場を作った。

　1号艇の海野ゆかりと4号艇の西橋奈未が構える一戦で、人気はこの2人に集中。神里はスリットで西橋と並ぶコンマ14だったが、舟をしっかり向かせるターンでまくり差して、海野に続く2番手に浮上。道中も西橋の猛追を振り切り、そのままゴールと思われたが、3周1Mでターンミスを犯して6番手まで後退した。

　結果は6着で悔しいレースとなったが、「バランスが取れて中堅より良さそう」と機力には手応え。A1の西橋を相手に、果敢なレースを披露した神里は十分評価できる。

　▼1R　4カドの神里は平均Sタイミングがコンマ14と抜群のS力を持つ。一気にまくって高配当の使者になる。4―全―全。