【宮島・G1周年記念】辻栄蔵があわや欠場に平謝り
<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
辻栄蔵が4日目12Rで逃げ切って通算1999勝。勝利者インタビューの締めくくりには「あと1勝」とポーズを取って、区切りの白星への意欲を見せた。ただ、インタビューの冒頭は「展示航走からすみません」と平謝り。周回展示で2Mに激突したからで、「並の選手なら転覆でしたね」と、欠場に至らなかった自らの技術には胸を張った(?)が、何とも気まずい表情。それもこれも、「一日かけて調整したが、正解は出なかった」という機力の不足に他ならない。3日目から気圧が急降下。これがこたえたようだが、5日目は天候も回復。気圧の回復も見込めるだけに、何とか気配も取り戻して、トップ通過にチャレンジしたい。
▼3R 辻がトップ通過を目指しての前半戦。後半が6枠なのでここで白星が欲しい。3-125-125。
▼9R 池田は2コースのS力が10と破格。菅を食い止めることもできるかも。2-134-134。