ボートレース

【児島ボート・GⅡMB大賞】山口達也が悲願の特別戦初Vへ 同期の活躍も刺激

優勝戦へさまざまな思いを巡らせる山口達也

 見事な1着通過だ。準優10Rに3号艇で臨んだ山口達也は、今節評判のピット離れで2コースを奪うと、1Mはイン上野真之介をズバッと差し切った。今節3個目の白星を手にして、意気揚々とファイナルに挑む。

 仕上がりもいい。2連対率30%の低調機だが、地元の実力者の手にかかれば全く関係ない。「自分でもびっくりするぐらいに仕上がりが良かった。ペラ調整がハマりましたね。操縦性に加えて、伸びも引けを取らない。自分の中では100点に近い」。勝負どころにきて一気に充実した。

 これまで特別戦(GⅡ以上)でSG1回を含む15優出。それでVゼロというのは、不思議と言うよりない。「勝てば来年3月のクラシックに出られる。同期たちは、西山貴浩がGⅠを勝って、ツッチー(土屋智則)はグラチャンを勝って権利を取ったし、太(池永)も一般戦V数で行けそう。自分もその中に入りたい」。地元で悲願達成への意欲を前面に押し出す。

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