【からつボート（モーニング）西スポ杯】岡崎恭裕が針穴通して予選を1着締め　DRの借り返した

　ドリーム（DR）戦の借りを返して予選を締めくくった。岡崎恭裕は3日目12Rをまくり差して快勝。1Mは「入れるとは思わなかったけど、入れましたね」と針穴に糸を通す程のスペースを突いて一気に抜け出すと、そのままゴールまで駆け抜けた。

　1号艇に座っていたのは同期でDR覇者でもある稲田浩二。自身が1号艇で敗れた相手に意趣返しと言わんばかりの勝利を挙げると、ピットから引き揚げる足取りもひときわ軽かった。トップ通過の座こそ船岡洋一郎に譲ったが、準進戦1号艇はきっちり確保。「狭い所も入れたし、その辺の部分は大丈夫。安定板が付いたけど、チルトを上げただけで感じは変わらなかった」と舟足も軽快さはキープしている。

　「見え方が気持ち悪い」と課題だったSも「慣れてきた」ときっちり修正済みだ。DR1号艇に選出された身とあって優出は最低ノルマ。「コンマ10くらい行ければ」。ベスト6入りへの最短位置をつかむためにも準進戦はきっちり逃げ切る。