【からつボート(モーニング)西スポ杯】宇留田翔平 からつ初参戦で予選突破
<記者コラム・古賀正史の正史かける>
宇留田翔平が初参戦のからつで躍動している。5、1枠の初日を2、1着と上々の滑り出しを決めると、2日目以降も4、2、4着にまとめて得点率は7.00。予選も14位で突破してみせた。「行き足、ターン回りがいいと思う。伸びも水準以上はあると思う」という今節タッグを組む13号機も好成績を後押ししている。
そんな上昇一途の今節だが一つだけ気がかりがある。「Sが全然分からないですね。めちゃくちゃ早い」。今節はからつでは珍しくここまで向かい風が続くが「それでも早い。展示から感じますけど、おそらく自分の勘で行っていたらスリット写真から(自分の艇が)消えていますよ」と冗談交じりに話す。それでも、今節大敗がないのは当地の水が合う何よりの証拠。好調な舟足を味方に課題も克服して準優入りまで駆け抜ける。
▼9R 白水勝也の機力がパッとしないだけに、宇留田はS決まればカド一撃も十分。4―12―1235。
▼11R 伸びる田中京介にカド位置はおあつらえ向き。一発に期待する。4―125―1235。
