ボートレース

【津ボート・GⅡボートレース甲子園】燃える初出場コンビ!最年少の中亮太、特別戦初の35歳佐藤謙史朗

 猛暑の到来とともに今年もこの季節がやってきた。古里を代表して各選手が戦うボートレース版の甲子園。われらが九州・山口勢の今年の布陣は、施行者希望枠の前田将太を含め、9県10人体制で深紅の大優勝旗を目指す。

 中でも、この一戦をいっそう心待ちにしていたのが、初出場の2人、佐藤謙史朗(大分出身)と中亮太(熊本出身)だ。

 中は今節最年少だが、既にGⅠには何節も出走し、1着も経験済みと着実にキャリアを積んでいる真っ最中。今回はGⅡとはいえ、SG常連と真剣勝負ができる貴重な機会とあって、若者の心は燃えるばかり。「出場は素直にうれしい。強力メンバーばかりで気合が入るし、その中で目立ちたいですね」と目を輝かせた。

 前検の気配は「直線が怪しい」とイマイチだが、「まだペラはそのまま」と上積みの余地を残した状態。強い意気込みをエンジンパワーへと転換する。

先輩・羽野直也(左)と話す中亮太

 佐藤はGⅡの出場もなく、35歳にして巡ってきたうれしい特別戦初出場。「あっせんが決まった時も緊張したし、前検に来てみても、テレビで見るばかりだった強い選手も多くて緊張する」。そんな初々しい感想も述べたが、「レースになれば大丈夫と思う」ときっぱり。「自分をしっかり持って、普段のスタイルを守って戦いたい」

 そのスタイルとは伸び仕様。そのような調整を施して臨んだ前検の気配は「全然合っていない」とこちらもイマイチだったが、「いつも通りに元気に頑張る」と笑顔は失わなかった。

 佐藤はユーチューブ配信などで人気は急上昇中。丸刈り頭も甲子園球児にならった今節への演出の一つ。そのサービス精神で舟券の期待にも応えてみせる。

甲子園仕様の丸刈り頭で元気良く臨む佐藤謙史朗
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