ボートレース

【下関ボート(ミッドナイト)一般】「ミッドナイトボートレース下関5th」が15日に開幕

当地好相性の原田幸哉

 下関ボートで15日、「ミッドナイトボートレース下関5th」が開幕する。本年度5回目のミッドナイト開催に豪華メンバーが勢ぞろいした。

 その中でも主役を張るのが原田幸哉だ。昨年7月の若松で優勝して以来、Vから遠ざかり不振に陥っていたが、地元総大将として迎えた今年4月の大村周年記念ではインからしっかり逃げ切って19度目のGⅠ優勝を成し遂げると同時に、7月大村のSGオーシャンカップの出場権を勝ち取った。また、当地巧者としても知られている。2017年1月には当地周年記念で優勝、21年4月のプレミアムGⅠマスターズチャンピオンでは初出場Vを成し遂げ、このGⅠの2勝を含めて通算18優出9Vという圧巻の数字だ。持ち前の速攻力を武器に当地10度目のVを果たしてみせる。

 対抗格としては今垣光太郎が挙げられる。今期(7月から)は出走回数不足によりA2級の身だが、適用勝率は7.25に達しており、その力は衰えることを知らない。今年1月の当地周年記念では3日目に痛恨のFを喫して賞典除外となってしまったが、F後も〝光太郎スペシャル〟の調整を導入し、節一クラスの伸びを披露するなど、見せ場はたっぷりとつくってくれた。ボート界屈指の攻撃力で優勝をもぎ取る。

 その他にも当地は5連続優出中と相性抜群の小池修平に、昨年当地のヤングダービー、今年1月の周年記念とGⅠで2連続優出を果たした新開航、伸び巧者の藤原啓史朗、前節の児島GⅡモーターボート大賞最終日にFを切ってしまったが、地元では気合倍増の佐々木完太がドリーム組に抜てきされた。予選組では安定勢力の市橋卓士、入海馨、山田祐也や、女子では川野芽唯、地元期待の清水愛海らに注目が集まる。

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