【住之江ボート（ナイター）GⅢ企業杯】｢気合のSです｣小坂宗司がこん身のSで勝負駆けに成功

　地元の小坂宗司が勝負駆けを成功させた。手にしたのはエンジン評価「Aランク」で前評判の高かった32号機。2日目までは順当にポイント上積みを果たしていたが、好事魔多し。3日目の2、1枠の好枠デーでは4、6着と着を大きく落としてしまい、ボーダー下からの勝負駆けを余儀なくされた。
　勝負の4日目1Rでは3コースからコンマ08のトップSを決めると一気にまくって勝利を収め、準優10R5枠を手にした。「全速で気合のSでした。3日目は自分を信じられずに放ってしまったけど、今日は行けました」と会心の白星に笑みがこぼれた。
　「ペラを叩き変えて足のバランスも取れたし、乗りづらさもなくなりました」と機力も回復傾向にある。再びSを踏み込んで地元の優出切符をモノにする。