【宮島・G1周年記念】経験がものをいった西島義則の白星
<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
やはりこんな時は経験がものをいうのか。強風が吹き出したため、5日目6Rの展示航走から急きょ、安定板を装着してのレース。5Rまではゼロ台がバシバシと決まっていたスリットも、6Rは24がトップタイミングと、各選手とも苦労したのが分かる。その6Rを制したのは今節最年長の西島義則。イン枝尾賢が先マイしたが流れたところを、冷静に差し切ってみせた。「急に安定板が付いて風も変わって、Sが分からなくて・・・」。戸惑ったの確かだが、後輩たち5人はもっと戸惑ったのだろう。西島は戸惑いの幅を小さくして、最善のターンを繰り出した。さすがとうならされた大ベテランの底力だった。
▼5R その6Rで3着に入った濱野谷が同じ6号艇。今度は菅次第では大外も避けられる可能性があり、また絡むか。345-6=345。
▼8R 行き足の差で村岡が先制すると波乱。2=5-34、2=34-5。