【からつボート（モーニング）一般】鈴木孝明　最後も白星を稼ぎ出す

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
　待望の初勝利だ。鈴木孝明は3日目の6Rを道中逆転で勝利。初日後半の2着以降4着が続いていただけに、ピットに引き揚げるとホッとした表情を見せた。

　当地は昨年7月のルーキーシリーズ以来と約1年ぶり。それでも「はっきりと覚えていますよ。F切っちゃいましたからね」と鮮明に記憶している。「あのときはエンジンが良かったですからね」。初日から日またぎの連勝だったが、2日目後半にまさかの勇み足に泣いた。

　今節は予選落ちとリベンジとはいかなかったが、「回り足はしっかりしていますよ」と機力は上々の仕上がり。自身も近況は3期連続でA級をキープするなど着々と力を蓄えている。「次に来るときはA1になって来たいですね」。最終日も白星ゲットで勝率アップへひた走る。

　▼9R　人気を集めそうな原田秀弥は腕も機力も確かだがリズム低調。鈴木にも付け入る隙はある。まくり差して突き抜けまで。5―134―1234。
　▼10R　「中途半端だった」と優出漏れを悔やむ松本純平だが、機力は変わらず軽快。カドなら一発も十分。4―125―1256。