【宮島・G1周年記念】杉山正樹がG1初制覇の大チャンス

予選3日目が3R以降中止で順延になり、7日間開催になった宮島ボートのG1開設69周年記念「宮島チャンピオンカップ」は6日目の9日、絶好の静水面で準優3番を争い、優出メンバーが決まった。予選をリードした準優1号艇トリオは、最初の10Rで今井貴士が4着に敗れたが、11Rの島村隆幸、そして予選トップだった12Rの杉山正樹は順当に1着通過を決め、優勝戦の1号艇は杉山が獲得。43歳の杉山はこれが実に18度目のG1優出で、悲願のG1初制
覇の大チャンス。「ここ(優出1号艇)まで来たことはあるが、この先を見たことがないので見てみたい」。相手は、素性抜群機の島村と石橋道友に、あとはグランプリ覇者3人という豪華な顔触れ。枠番の利と強い意気込みで、誰も寄せ付けずに押し切ってみせる。