ボートレース

【大村ボート(ナイター)SGオーシャンC】峰竜太「このタイトルだけは持って帰りたい」

<ボート王国九州・山口!>

 九州・山口勢は大会2Vの実績を誇る峰竜太を筆頭に総勢12人が参戦。

 ドリーム1号艇を務める峰は「サーフィンで焼いてきました」とこんがり焼けた肌で登場。「暑さには強いです。オーシャンCは自分の大会だと思ってきている」。夏男ぶりを存分にアピールする。前節V機の61号機を手に「良さが出ている。伸びに雰囲気を感じるし、ターンも悪くない」とアドバンテージも得た。6月のSGグラチャンでは不良航法の減点のためにまさかの予選落ちを喫したが、得意の夏本番を迎えてリズムは尻上がり。「このタイトルだけは持って帰りたい」。波に乗って初日からかっ飛ばす。

大会2Vの実績を誇る峰竜太

 前回大会で初のSGタイトルをつかんだ羽野直也。ディフェンディングチャンピオンとして挑戦を受ける立場ながら、「選出順位が一番下なんですよ。昨年はGⅠを走れていなかったので。近況の調子も自分の中では並以下だと思う」と一時は不振に陥り、現状も本調子ではないという。ただ、「前期も勝率6.85を残せたし、耐えられてはいる」。不調の中でもしっかりとA1をキープできたことは勝負強さの証し。今節は「耐えるのではなく、チャンピオンらしい走りをしたい」と攻めの姿勢に転じる。

前回大会覇者の羽野直也

 大会初登場は渡邉優美と新開航。渡邉は前節、桐生女子戦でのVを含め現在3連続優出中。「24時間365日、絶好調です」と西山貴浩のフレーズを借りて明るく笑った。「堂々と自分の仕事をしたい」と強豪たちを相手に一歩も引かない構えを見せる。

大会初出場の渡邉優美は好調をアピール

 新開は「最近の中では一番素性がいいエンジンを引けた」とホッとした表情を見せた。「今年のSGではまだ予選を突破できていないので、まずはそこが目標。いつも通りにやることをやっていく」。すっかりSG戦線に定着し、今度は次の段階へのステップアップを図る。

今年のSGに3節全て参戦している新開航

 

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