【大村ボート(ナイター)SGオーシャンC】峰竜太6枠、宮地元輝3枠から白星奪取/西山貴浩オール3連対
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初日は郷土勢が計5勝を挙げ、全レースで舟券に絡む快調な滑り出しだったが、2日目は枠番の巡りもあって白星が遠い一日に。ただ、峰竜太は6枠から、宮地元輝は3枠から値千金の白星を挙げた。
峰は4R、枠なりのオールスロー。アウト勢が0台の好Sを決め、4号艇の今垣光太郎、5号艇の枝尾賢が立て続けに握って攻めた。峰は冷静に展開を見定めると、空いたブイ際を差し抜けた。後半9Rは5着に敗れたものの、「すごくいい足をしている。前検より初日、初日より2日目の方がいい。実感が湧いてきた」と好感触だった機力も日々上積み。3日目は12Rの1走で必勝を期す。
宮地の白星は11R3コースからのまくり差しで挙げたものだが、Sタイミングは01とすれすれ。「放ったけど、勘は合っている」と抜群の感性を発揮した。初日にいまひとつだった機力も「行き足が来てくれた。全体的に○以上はある」と水準以上まで引き上げた。上昇気流に乗って3日目の5枠を克服する。
6R、4枠の1走だった西山貴浩は意地の全速ターンで2着をもぎ取った。しかし、「BSの足がない。ペラは3パターン試したが、反応がワンパターン」と機力には不満顔。「1走で時間があるし、本体をやる」とレース後に残った時間をフル活用してエンジンと格闘した。SGダービーの勝負駆け真っ最中だが、「目の前のレースをお客さんのために走るのに必死なので、そこは気にしていない」。あくまでファンのために死力を尽くす。