【大村ボート(ナイター)SGオーシャンC】郷土勢は準優で敗退/長崎も背負った宮地元輝はショック隠せず
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5人が3個レースに分かれて優出切符を狙った郷土勢だったが、ファイナル入りはならず。11Rの峰竜太の3着が精いっぱいだった。
9Rに登場した宮地元輝は4着、西山貴浩は5着。宮地は「長崎の人の分まで優出したかったが…。ショック」。唯一地元から参戦した原田幸哉の無念も背負って臨んだが、思いはかなわなかった。大外からの戦いだった西山は「Sはちゅうちょしてしまった。いっぱいいっぱい。大村の6枠は遠いですね」と結果を受け止め、「(齊藤)仁が優勝戦に乗れてよかった」と同じ“ポンコツ会”のメンバーである齊藤の優出をたたえた。
10R2枠の瓜生正義は、1Mでは完璧なターンで2番手を確保したかに見えたが、「2Mが未熟でした。力及ばず、残念」。HSで椎名豊につかまり逆転を許した。篠崎元志も5コースからコンマ13の踏み込みを見せたが、「準優に入ると足が違っていた」。枠番とパワーの差は大きかった。
郷土勢最後のとりでとなった峰は「追い上げも利いたし、足は抜群になっていた」と機調を最大限に引き上げて勝負に臨んだが、「1Mは考え過ぎて、初動で舟を跳ねさせてしまった。自分のミス」。一瞬のミスが命取りとなり優出切符を逃した。