【からつボート（モーニング）一般】蒲原健太　体重差吹き飛ばすパワーで好発進

　最高の船出となった。蒲原健太は初日1走を1着発進。それも不利枠の5枠（1艇欠場で進入は4コース）とあって値千金の白星となった。

　1周BSでは3艇が並ぶ大接戦。2艇を差した2Mでは「相手は軽量の女子だから、差しが届かないかなと思ったけど、出足が良かった」と離されることなく並走に持ち込み3艇接戦は続行。続く2周1Mは先頭で回ると単独トップに踊り出て、最後まで詰め寄られることなくゴールラインまで駆け抜けた。

　レース内容が物語るように「出ていますね」と機力は好調そのもの。Sタイミングは4番手と後手に回りながら、スリット通過後は「のぞいていました」と女子相手に伸び返したほど。「バランスを取ったけど伸びていました。元々、伸びがいいのでしょう」と機の力強さをひしひしと感じている。〝女子力〟にも負けないパワーでまずは予選突破を果たす。