【からつボート(モーニング)一般】香川颯太 覚悟の〝3度〟で関門突破だ
〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
香川颯太は3日目2走で4、6着。後半はチルト3度にハネ上げ、見せ場こそつくったが痛恨の大敗に終わった。初日の連勝以降はこれで6、4、6着とまさかの大ブレーキ。それでも初日の貯金が効いて得点率は6.00。何とかボーダー上に踏みとどまっている。
予選ラストは2枠の1回走りで3着以上が条件。位置的にも突破を見込むには十分有利だったが、「3日目の後半はS同体でも出ていたし、伸びる感じはある。覚悟を決めてチルトは3度で行く。2号艇でもコースは外に出ます」とあくまで強気で挑む。攻めの姿勢を貫き〝一発勝負〟の勝負駆けを成功させてみせる。
▼9R 野田なづきがマークに動きそうで進入は流動的だが、香川はカド位置が取れれば一発十分。展開向く原村百那が2、3着なら配当的にも妙味。2―6=全。
▼12R 浜田亜理沙が首位通過へ強攻策もありそう。内枠両者でもつれるようなら機力アップした清水愛海にもワンチャンス。4―123―全。