ボートレース

【芦屋ボート・GⅠ周年記念】藤原啓史朗 マイナスの手応えもプラス材料に

<記者コラム・河野強の強行採穴>
 藤原啓史朗の当地参戦は昨年12月の71周年以来となる。前回は10戦2勝で予選突破はかなわず、結果を残せないまま幕を閉じた。

 気合を入れて臨む今節は、前操者の品田直樹がオール3連対で優出を果たした実績機をゲット。ペラには手を加えず試運転に出てみたが、「回転が上がっていなくて乗れなかった」とパッとしない感触。その後、ペラ調整を施して特訓に臨んだが、「起こしで鳴く感じがあり、行き足は悪かった」と機力は変わらず、ひと息な状況だった。

 ただ31号機は元々、ポテンシャルのあるエンジン。「ペラはモデルチェンジします」。前検で調整の方向性を把握できたことは、大きなプラス材料だ。ペラ調整で本来のエンジンパワーを発揮し、初日から白星を積み上げる。

 ▼4R ペラで機調を整えた藤原が最内差しで抜け出す。5=12―123。
 ▼8R センター藤原が鋭いハンドルワークで外からツケマイを決める。3―4=1。

素性Bランクのエンジンを手にした藤原啓史朗


 

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