ボートレース

【びわこボート・西スポ杯】別府家のひたむきさに最敬礼

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 “隠れ九州勢”とでも言うべき選手が、西スポ杯の初日に奮闘してくれた。埼玉支部の別府正幸だ。オートレーサー2世(父は山陽オート所属の末彦。兄・敬剛も飯塚所属のオートレーサー)の元福岡支部。前半1Rこそ枠なり5コースから4着が精いっぱいだったが、後半7Rは2コースから的確に差して白星。「エンジンは出ていますよ」。日焼けした顔から白い歯をのぞかせて好パワーをアピールした。

 そして、レース後の姿勢が素晴らしかった。一息つく間もなく、そのまま試運転に繰り出したのだ。

 「自分もいい年になって、気が緩むとサボってしまう。そうならないよう、体力があるうちは少しでも動いておこうと思っています。いい運動になりました」。汗びっしょりのシャツを脱ぎながらそう笑った。

 父は72歳にして現役で、その父にしてこの子あり。別府家のレースに対するひたむきさには頭が下がる。

 ▼6R F持ちのイン岡部哲を2コース中島秀治が叩いて出る展開か。そうなれば3コース別府にとっては絶好。3=2-156。

 ▼11R 末永祐輝は足自体の良さと比較して乗り心地には難ありで、浦田晃嗣か久田敏之に差されるかも。23-123-123。

初日後半に白星を挙げた別府正幸
  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena